研究課題/領域番号 |
22310006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松尾 基之 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (10167645)
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研究分担者 |
杉森 賢司 東邦大学, 医学部, 講師 (30130678)
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連携研究者 |
小豆川 勝見 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00507923)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 貧酸素水塊 / 東京湾 / 堆積物 / 浚渫窪地 / メスバウアー分光法 / X線吸収微細構造法 / 放射化分析法 / 放射性セシウム / 放射化分析 / 非破壊状態分析 / 硫酸還元菌 |
研究概要 |
本研究は、過去に発生した貧酸素水塊の履歴が直下の堆積物に記録されているものと捉え、堆積物を鉛直方向に化学分析することで、過去の貧酸素水塊の履歴を明らかにすることを目的とする。強い貧酸素水塊が観測される千葉県幕張沖を調査海域とし、浚渫窪地および平場において堆積物を採取した。堆積年代別に得られた試料について、メスバウアー分光法、X線吸収微細構造法を用いて非破壊状態分析を行った結果、浚渫窪地内が特異的な環境であること、貧酸素水塊の規模が縮小していることが判明した。また、酸化還元状態に鋭敏な元素の相対的な濃度変化に着目し、堆積当時の酸化還元環境を明らかにした。
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