研究課題/領域番号 |
22310012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
堤 裕昭 熊本県立大学, 環境共生学部・環境資源学科, 教授 (50197737)
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研究分担者 |
門谷 茂 北海道大学, 水産環境科学院, 教授 (30136288)
高橋 徹 熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (70369122)
小森田 智大 熊本県立大学, 環境共生学部, 助教 (10554470)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 貧酸素水 / 赤潮 / 有明海 / 富栄養化 / 成層化 / 泥分増加 / 底質嫌気化 / 諫早湾 / 沿岸閉鎖性海域 |
研究概要 |
有明海奥部では、近年、中央部および東側の海域で海底堆積物表層の泥分の増加および赤潮プランクトン由来の有機物の堆積による有機物含量の増加が起きていた。これらの事実は、同海域における潮流の減・および海水の鉛直混合力の減少を示し、梅雨期や秋雨期に河川水の一時的な流入量の増加に対して、形成される塩分成層の強度が強まることを示唆している。海域への栄養塩流入量が増加しなくても、成層強度の強化による赤潮の頻発、海底における汚泥堆積、夏季における貧酸素水発生が起きるメカニズムが解明された。
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