配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2012年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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研究概要 |
水素を含む高温雰囲気中で炭素粉末をレーザー蒸発させると,強磁性を示すナノ炭素粒子が得られる.しかし,原料には100ppm程度の鉄が含まれるため,このような磁性が得られる可能性がある.この不純物鉄を10 ppm以下まで除去すると,強磁性を示さなくなり,検出した強磁性は鉄元素に起因すると考えられる.しかし,グラフェンのジグザグ端に関わる磁性は,高濃度窒素をドープしたグラフェン膜でも微弱ではあるが検出でき,炭素強磁性の実験的検証に関する手掛かりを得た.
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