研究課題/領域番号 |
22310113
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
陳 光斉 九州大学, 基幹教育院, 教授 (50293882)
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研究分担者 |
善 功企 九州大学, 工学研究院, 教授 (50304754)
周 国雲 (周 国云) 西日本工業大学, 工学部, 教授 (50322293)
笠間 清伸 九州大学, 工学研究院, 准教授 (10315111)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2010年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 巨大地震 / 高速 / 遠距離運動 / トランポリン効果 / 多重加速モデル / 数値シミュレーション / 不連続変形法DDA / 土砂災害 / 斜面崩壊 / 高速・遠距離運動 / 土砂災害連鎖 / リスク / DDA / 天然ダム |
研究概要 |
本研究では、大地震による崩壊土石の高速・遠距離運動のメカニズムを解明し、崩壊土石の運動速度や到達距離などの運動特性を予測する実用的な数値シミュレーションプログラムを開発することを目的とした。高速・遠距離運動の要因として地震による地上物体のトランポリン運動に着目し、その発生メカニズムを「卓球効果」モデルで解明できた。また、「多重加速モデル」を提案し、トランポリン効果を考慮した崩壊土石の運動特性や到達距離を推定する3次元DDA数値シミュレーションプログラムを開発することができた。さらに、地震による土砂災害連鎖モデルを確立し、新しい土砂災害リスクの評価手法を提案したので、大地震による予想外の甚大被害を低減することに貢献した。
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