研究課題
基盤研究(B)
膜タンパク質の細胞膜への挿入は、全ての生物に共通の重要な過程である。我々は、大腸菌の膜タンパク質挿入に必須の因子として、活性を指標に内膜からMPIase (membrane protein integrase)を単離し、化学構造を明らかにした。その酵素様活性からの予想に反して、MPIaseはタンパク質の構造を持っておらず、3種のアミノ糖から成るユニットが10回程度繰返す糖鎖部とジアシルグリセロールがピロリン酸を介して結合した新しい糖脂質であった。構造活性相関研究から、活性には糖鎖部が重要であり、糖鎖部がシャペロンとしてはたらく機構が考えられた。
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http://www.sunbor.or.jp