研究課題/領域番号 |
22310144
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
河原 太八 京都大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (20115827)
|
研究分担者 |
松岡 由浩 福井県立大学, 生物資源学部, 准教授 (80264688)
最相 大輔 岡山大学, 資源植物科学研究所, 助教 (90325126)
笹沼 恒男 山形大学, 農学部, 准教授 (70347350)
宅見 薫雄 神戸大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (50249166)
山根 京子 岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (00405359)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2010年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
|
キーワード | 遺伝子資源保全 / 在来種保全 / 遺伝的多様性 / タルホコムギ / 野生オオムギ / 集団構造 / 系統進化 / ユーラシア広域分布種 / 出穂反応性 / 近縁野生種 / 適応性形質 / 核ゲノム / 適応的形質 / パンコムギDゲノム親 |
研究概要 |
タルホコムギの分布全域についてその遺伝的変異を研究したところ,葉緑体ゲノムでは1つのクラスターであったが,核ゲノムでは互いに離れた2つのリネージの存在が見いだされ,この2つは数百万年にわたる隔離で成立したと推定された。なお,現在では2つが同所的に生育している場合もあり,それぞれの分集団が成立した後,分布を広げたと考えられる。近縁の野生オオムギでも同様な分集団構造が見られたので,こうした広域分布種では,種の進化過程で生じる分集団構造が重要であることが明らかとなった。
|