研究課題/領域番号 |
22320011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
三浦 秀一 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80190586)
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研究分担者 |
鶴成 久章 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (20294845)
熊本 崇 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00153354)
大野 晃嗣 東北大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (50396412)
渡辺 健哉 東北大学, 大学院・文学研究科, 専門研究員 (60419984)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 科挙 / 明代 / 思想史 / 社会史 / 明代思想史 / 明代社会史 / 中国哲学 / 東洋史 / 登科録 / 会試録 / 郷試録 / 挙業書 / 副榜 |
研究概要 |
本研究では、明代における科挙の問題および解答の分析と、各省郷試の試験官に招かれた人びとの履歴や評判に関する精査とをおこない、その前者からは、模範解答の模倣から脱却して「自得」を強調する立場の文章が増加傾向にあったという現象を析出し、後者からは、試験官に対する高い資質の要求という全般的傾向のなかで、明代中期までは副榜挙人という会試の次点合格者が重用され、しかしその後は、進士登第者でありながらも地方の教官に就いた人士が尊重される、という趨勢の変化を明らかにした。
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