研究課題/領域番号 |
22320036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
市川 明 大阪大学, 文学研究科, 教授 (00151465)
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研究分担者 |
秋葉 裕一 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10063801)
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研究協力者 |
ヤン クノップ カールスルーエ大学, 教授
ヨアヒム ルケージー カールスルーエ大学, ブレヒト研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 芸術諸学 / ドイツ現代演劇 / 独文学 / ブレヒト / ヘレーネ・ヴァイゲル / 叙事詩的演劇 / 異化効果 / チャールズ・ロートン / ベルリーナー・アンサンブル / フリッツ・ラング / 井上ひさし / 歌舞伎 / ハイナー・ミュラー / 維新派 / 俳優術 |
研究概要 |
集団創作で作られた作品は、何人かの原作者を有するだけでなく、独立したさまざまな芸術(文学作品、音楽とその演奏、俳優術、舞台美術、振付、装飾・衣装など)の集合体でもあり、集団でのみ成立可能なものである。すべての作品のアスペクトを考慮し、認識した新しい学問研究が求められる。ブレヒトは組織者、プランナー、演出家、演劇実践家として、集団創作の中心にいた。すなわち上演前にすべての台本がチェックされ、必要に応じて書き換えられなければならない。こうした集団創作の場で、著作者としてのブレヒトは後方に退き、上演台本の多くを若い共同創作者に委ねるようになった。ブレヒト死後のベルリーナー・アンサンブルは多くの困難を抱えることになった。東ドイツ政府はブレヒトの相続権を認めず、著作権を奪おうとした。ヴァイゲルはこれに強硬に反対し、対抗手段としてBBA(ブレヒト文書館)を設立し、検閲によって改変されることのない、信頼できるテクストの版を保持するため、出版権・上演権を西ドイツ(当時)のズーアカンプ出版社に委ねた。
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