研究課題/領域番号 |
22320124
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
貴志 俊彦 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (10259567)
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研究分担者 |
川島 真 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (90301861)
陳 來幸 兵庫県立大学, 経済学部, 教授 (00227357)
佐藤 卓已 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (80211944)
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連携研究者 |
佐藤 卓己 京都大学, 教育学研究科, 准教授 (80211944)
北村 由美 京都大学, 東南アジア研究所, 助教 (70335214)
小林 聡明 東京大学, 総合文化研究科, 学術研究員 (00514499)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2012年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | エスニック・メディア / 音響的記憶 / 歴史の記録 / 華僑 / 在外日本人 / 移民 / アイデンティティ / 言語 / 図画像メディア / 国際情報交換(米国、台湾、韓国、香港) / メディア史 / エスニック / 金門島 / 広報 / 太平洋戦争 / 戦後 / 東アジア / 帰還者 / 外国人 / 租界 / プランゲ文庫 / 検閲 |
研究概要 |
この国際共同研究では、日本国内、台湾、韓国などで展開された学術交流によって、今後の関連研究に貢献できる次のような論点を明らかにできた。 (1)エスニック・メディアに掲載された見解を分析することで、太平洋戦争終結による時代性の非連続的側面よりも、社会の環境および観念の連続性をより検出できた。 (2)華人、金門人、日本人、コリアンとも、戦後直後においては、東アジアと東南アジアといった地域を移動する流動性が顕著であったため、時空間横断分析を進め、地域相関型の研究を推進することの重要性が確認された。 (3)エスニック・メディアは、文字資料のみならず、映画、ラジオなど多様な非文字資料の役割が重要であるとともに、集団的、個人的コミュニケーション手段がコミュニティの拠点どうしを結ぶ機能を果たしていることを明らかにできた。 なお、エスニック・メディア・データベースの構築は、引き続き課題として残された。
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