研究課題/領域番号 |
22330052
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松田 康博 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (50511482)
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研究分担者 |
若林 正丈 早稲田大学, 政治経済学院, 教授 (60114716)
田中 明彦 東洋文化研究所, 教授 (30163497)
高原 明生 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (80240993)
小笠原 欣幸 東京外国語大学, その他部局等, 准教授 (20233398)
松本 充豊 天理大学, 国際学部, 准教授 (00335415)
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連携研究者 |
佐藤 幸人 アジア経済研究所, 企業産業研究グループ, グループ長 (90450460)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 外交史・国際関係史 / 台湾 / 中国 / 中台関係 / 相互依存 / 経済安全保障 |
研究概要 |
本研究は馬英九総統(台湾)と胡錦濤主席(中国)時期の中台関係の主要な政治・経済トレンドを明らかにした。馬総統が中国大陸との関係を安定化させたことにより、中台の経済関係は急速に緊密化し、台湾の対中国経済依存度は急上昇した。他方で、台湾における台湾人アイデンティティは、中台の接触が増大したことでかえって強化された。尖閣諸島問題に関しても、馬英九政権は中国ではなく、日本との協力関係樹立を選択した。これらことは、分裂国家における経済的な相互依存が、必ずしも政治的な統合をもたらさない可能性を示唆している。
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