研究課題/領域番号 |
22330197
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
中島 聡美 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 成人精神保健研究部, 室長 (20285753)
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研究分担者 |
金 吉晴 (独)国立精神・神経医療研究センター・精神保健研究所, 成人精神保健研究部, 部長 (60225117)
小西 聖子 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (30251557)
白井 明美 国際医療福祉大学, 大学院・医療福祉学研究科, 准教授 (00425696)
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研究協力者 |
伊藤 正哉 (独)国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 室長 (20510382)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 遺族ケア / 複雑性悲嘆 / 心理療法 / 認知行動療法 / 筆記療法 / インターネット |
研究概要 |
複雑性悲嘆の治療法の開発および有効性の検証のために2つの研究を行った。(1)Shearが開発した複雑性悲嘆療法を複雑性悲嘆を主訴とする成人(6例)を対象に、実施したところ、治療後に複雑性悲嘆症状、うつ症状、PTSD症状のいずれも有意な改善を示した。(2)Wagnerによるインターネットを媒介とした認知行動療法を参考に筆記課題を行う治療プログラムを開発した。重要な他者を喪失した一般成人遺族28名を対象に紙面べ一スにて実施したところ、筆記後において複雑性悲嘆での有意な減少が見られた。複雑性悲嘆に対して2つの認知行動療法の有効性が示唆された。
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