研究課題/領域番号 |
22330198
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
塩入 諭 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (70226091)
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研究分担者 |
栗木 一郎 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (80282838)
松宮 一道 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (90395103)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | 運動視 / 運動検出器 / 視覚 / 心理物理 / 視覚経路 / fMRI / 脳科学 / 順応 / 運動残効 / 心理物理学 / 視覚処理経路 / 認知科学 |
研究概要 |
運動方向選択的順応効果およびマスキング実験を行い,異なる速度に感度を2種類の運動検出器の特性の違いおよびそれらの相互作用について,心理物理およびfMRI実験によって検討した。その結果,2種類のシステムの時空間周波数特性の相違点を明らかにし,遅い運動に感度を持つシステムが腹側経路で,速い運動に感度を持つシステムが背側経路で処理される可能性を示した。 さらに,日常生活における網膜への画像入力の統計的性質の調査から,自身が運動する場合に高い時間周波数成分の刺激を受ける傾向があることを示した。これらの結果は,2つの運動システムは,異なる脳部位に存在し,異なる機能を持つ可能性を示す。
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