研究課題/領域番号 |
22330255
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
内山 登紀夫 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (00316910)
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研究分担者 |
坂井 聡 香川大学, 教育学部, 准教授 (90403766)
堀江 まゆみ 白梅学園大学, こども学部, 教授 (50259058)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 軽度発達障害 / アスペルガー症候群 / 特別支援教育 / 高機能自閉症 / 不適応 / 非行 |
研究概要 |
本研究では、アスペルガー症候群の青年への聞き取りとり調査、教師・保育士・親を対象とした特別支援教育の評価や意識についてのアンケート調査、高校生への障害理解・啓発のための授業を行い、結果の検討をした。 聞き取り調査では、「集団の枠にはめる指導」への不快体験や教師への「ずれ」を感じたことにより、不適応に影響したことが語られた。アンケート調査では、教師も親も発達障害の認知度は非常に高かった。教師全般には特別支援教育の必要性を理解しつつも、一般教員の特別支援教育に対する評価は管理職よりも低かった。日英教員の比較では、英国の方が特別支援教育の必要性の認識が高かったものの、両国ともに適切に行われていないという否定的評価が多数をしめた。発達障害の理解を意図した授業の効果を検討したが、授業後に社会参加や障害に対する意識が肯定的になるなどの変化があり有効であった。
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