研究課題/領域番号 |
22340063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
梶野 文義 甲南大学, 理工学部, 教授 (50204392)
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研究分担者 |
山本 常夏 甲南大学, 理工学部, 准教授 (40454722)
川崎 賀也 理化学研究所, 戎崎計算宇宙物理研究室, 協力研究員 (70344033)
滝澤 慶之 理化学研究所, 戎崎計算宇宙物理研究室, 専任研究員 (70312246)
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連携研究者 |
池田 博一 宇宙航空研究開発機構, 教授 (10132680)
榊 直人 青山学院大学, 理工学部, 助教 (90342790)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2010年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 宇宙線 / 宇宙 / 電子回路 / JEM-EUSO / ASIC / 光学系 / TA-EUSO |
研究概要 |
日本とフランスが共同でJEM-EUSOミッション専用の集積回路ASICを開発・製作・試験・評価を行い、消費電力、調整回路、フォトンカウンティング能力などについてほぼ期待した性能を持つことを確認した。また、宇宙環境における放射線の影響を調べるため、このASICに対して放射線医学総合研究所で陽子線と重粒子線(鉄イオン)を照射することにより、総照射線量劣化試験を行い、ISSでのJEM-EUSOの5年間の運用には問題がないことを確認した。さらに、このASICやFPGAを組み込んだ統合回路系を製作し、動作検証、および、ソフトウェア開発を実行し、ほぼ予定通りの性能を得るとともに、理研で製作したTA-EUSO望遠鏡のレンズの光学系性能評価を行った結果、この光学系は所定の基本性能があることを確認した。その後、米国ユタ州Telescope Arrayサイトにこれらを組み込んだTA-EUSO望遠鏡を設置し、背景光計測を行った結果、上記の統合回路系による検出器モジュールが動作する事を確認した。
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