研究課題/領域番号 |
22340102
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
藤 秀樹 神戸大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60295467)
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研究分担者 |
小手川 恒 神戸大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (30372684)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2010年度: 8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
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キーワード | 結晶場 / 重い電子 / 重い電子超伝導 / 核磁気共鳴 / ナイトシフト / 超伝導 / 書くスピン格子緩和時間 / 核スピン格子緩和時間 |
研究概要 |
大きな有効質量を持つ重い電子系においては,磁場効果の実験は重い電子状態を調べる上で重要な手法である.電子状態が 4f1電子状態である典型的な重い電子化合物CeCu6と5f2電子状態であるUBe13およびPrOs4Sb12について強磁場NMR 実験を行った.CeCu6では NMR から求められた準粒子磁化率は磁場によって抑制されることが分かり,共鳴近藤モデルによって説明できる.一方,UBe13では磁場によるナイトシフトや緩和率の抑制は 10%程度と小さく,観測された磁化率の約 90%近くがヴァンブレック磁化率であることがわかった f2電子状態を持つ重い電子の準粒子磁化率はf1電子状態を持つ重い電子と異なることが明らかとなった.
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