研究課題/領域番号 |
22340110
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
羽田野 直道 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70251402)
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研究分担者 |
中村 統太 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (50280871)
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連携研究者 |
西野 晃徳 神奈川大学, 工学部, 准教授 (00466848)
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研究協力者 |
PETROKSY Tomio University of Texas, Department of Physics, Senior Researcher
ORDONEZ Gonzalo Butler University, Department of Physics and Astronomy, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 量子ドット / 電子間相互作用 / 電流電圧特性 / ランダウアー公式 / 負の微分コンダクタンス / 2体束縛状態 / 厳密計算 / 開放量子系 / 厳密解 / 電気伝導 / 散乱問題 / 共鳴状態 |
研究概要 |
量子ドットの電流電圧特性を測定する実験は広く行われています。しかし、それに対応する理論には決定的なものがありません。本研究では従来の手法と独立で相補的な手法を開発しました。我々の方法は、電子間相互作用のない場合に決定的な手法であるランダウアー公式を、相互作用がある場合に自然に拡張した理論になっています。 その手法を用いて、簡単な模型において厳密に電流電圧特性を求めたところ、電位差を増やすほど電流が流れにくくなる領域があることを見いだし、その原因を明らかにしました。電子間相互作用のために2つの電子が互いに束縛し合う状態ができますが、その状態が量子ドットを通過できないために起こります。
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