研究課題/領域番号 |
22340139
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松野 健 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (10209588)
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研究分担者 |
日比谷 紀之 東京大学大学院, 理学系研究科, 教授 (80192714)
張 勁 富山大学大学院, 理工学研究部(理学), 教授 (20301822)
千手 智晴 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (60335982)
遠藤 貴洋 九州大学, 応用力学研究所, 学術研究員 (10422362)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | 日本海底層水 / 乱流エネルギー散逸率 / 深海乱流計 / 沈み込む水 / 地殻熱流量 / 日本海固有水 / 溶存酸素 / 鉛直1次元モデル / LADCP / 日本海深層水 / 乱流計測 / 深層循環 / 希土類 / 日本海深層循環 / 化学成分 |
研究概要 |
深海乱流計を用いて初めて日本海深層までの乱流強度の測定を行い、乱流エネルギー散逸率εは、海底付近では3~5×10-11(W kg-1)程度の小さな値であることを示した。これは、日本海底層水(JSBW)の特徴的な構造が、海底付近に強い混合があるためではないことを示すものである。また、鉛直1次元モデルにより、水温一様なJSBWがその構造を維持したまま徐々に上昇している現象が、地殻熱流量による加熱と沈み込み水による間欠的な冷却によって説明できることを示した。
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