研究課題/領域番号 |
22340144
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
増田 公明 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (40173744)
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研究協力者 |
永冶 健太朗 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 大学院生
三宅 芙沙 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 大学院生
中村 俊夫 名古屋大学, 年代測定総合研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 太陽地球システム / 宇宙天気 / 太陽物理学 / 地球変動予測 / 宇宙線 / 放射性炭素 / 加速器質量分析計 / 太陽ダイナモ活動 / 宇宙高エネルギー現象 |
研究概要 |
過去3千年の樹木年輪中の放射性炭素濃度を測定し,過去の宇宙線強度及び太陽活動の変化について考察した。太陽活動の特徴的な期間である大極小期(grand solar minima)において,太陽のシュワーベ・サイクルの周期長が現代のような 11 年ではなく,13~16 年に伸びていたことを発見した。また西暦 775 年と 993 年に放射性炭素濃度が急激に増加したことを発見し,太陽表面で大規模フレアが発生し大量の粒子が地球環境へ到達したことを示唆した。これらの結果は太陽活動のダイナモ・メカニズムの解明とその地球への影響の理解に大きく貢献するものである。
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