研究課題/領域番号 |
22340156
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
田中 裕一郎 独立行政法人産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 副研究部門長 (50357456)
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研究分担者 |
桑田 晃 水産総合研究センター, 東北区水産研究所, 主任研究員 (40371794)
白岩 善博 筑波大学, 生命環境科学研究科, 教授 (40126420)
柳沢 幸夫 産業技術総合研究所, 地質情報研究部門, 上級主任研究員 (10358210)
萩野 恭子 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 非常勤研究員 (90374206)
山崎 智恵子 (山崎 智恵子(嶋田智恵子)) 秋田大学, 工学資源学部, 客員研究員 (60597186)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 古生態 / 生物進化 / 培養実験 / 円石藻 / 珪藻 / 古環境 |
研究概要 |
円石藻と珪藻のブルーム形成種に着目して、ブルーム形成戦略について解析を行った。親潮域では、冬季から春季にかけて珪藻類の大規模なブルームが形成され、ブルームを形成した珪藻の大部分は、ブルーム形成後、夏季には水柱より消失することが明らかになった。珪藻と円石藻の混合培養による競争実験を行い、春先の海水温が低い間は珪藻が円石藻に対して優越するが、徐々に当該海域の水温が上昇すると、より高い温度域と高い光強度により増殖が促進される円石藻が珪藻を凌駕し始める変化の要因となるものと推測された。また、約 40 万年前から現在における海洋環境変化で円石藻 Emiliania huxleyi の優勢なmorphotype が Type B/O から Type A に変化したことが明らかになった。
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