研究課題/領域番号 |
22340162
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
久保 友明 九州大学, 大学院・理学研究院, 准教授 (40312540)
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研究分担者 |
加藤 工 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (90214379)
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連携研究者 |
野口 直樹 広島大学, 大学院・工学研究科, 特任助教 (50621760)
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研究協力者 |
WILLIAM Durham マサチューセッツ工科大学, 地球大気惑星科学科, 上級研究員
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
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キーワード | 氷天体 / レオロジー / 鉱物物理 / 地球惑星物質 / 放射光X線 / 高圧氷 / 原子拡散 / 塑性流動 / 結晶粒成長 / 放射光X線その場観察 / 顕微ラマンマッピング / 塑性変形 / 変形実験 |
研究概要 |
氷天体の熱進化や内部ダイナミクス、内部海、表面地形に密接に関連した氷天体内部の流動特性を明らかにするために、氷天体物質の相転移、塑性流動、結晶粒成長および原子拡散に関する実験を行った。これまでの実験圧力領域を大幅に拡大して氷VII 相の塑性流動プロセスを初めて観察し、大型氷天体内部の粘性率の推定が可能になった。またH2O 氷に微量のCO2 氷が含まれることで劇的に軟化することを見出して、火星南極氷床や太陽系外縁部氷天体の化学組成や表面地形の理解に貢献した。さらに高圧氷の相転移カイネティクスや氷多結晶体の原子拡散実験などに関連した新規実験手法の開発に取り組んだ
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