研究課題/領域番号 |
22350023
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
山高 博 立教大学, 理学部, 特定課題研究員 (60029907)
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研究分担者 |
望月 祐志 立教大学, 理学部, 教授 (00434209)
古明地 勇人 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノシステム研究部門, 主任研究員 (30357032)
佐藤 真 立教大学, 理学部, ポストドクトラルフェロー (10634347)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2010年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 有機化学反応 / 量子化学 / シミュレーション / 遷移状態 / 溶媒効果 |
研究概要 |
有機化学反応の機構や生成物が必ずしも遷移状態の性質や構造によって規定されることがないことを理論化学計算と物理有機化学実験によって明らかにした。理論計算法として、フラグメント分子軌道法を援用した量子分子動力学シミュレーション法(FMO-MD法)を開発し、水中の有機化学反応における水分子の動的役割についてシミュレーションによって検討した。また、種々の転位反応、脱離反応、付加反応や置換反応のシミュレーションを実施した。さらに、転位反応、付加/置換反応については有機化学実験によって検証した。これらの結果から、有機反応におけるダイナミクス効果が伝統的な反応理論の枠を超えて重要であることを示した。
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