研究課題/領域番号 |
22350063
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
小島 秀子 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20304644)
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連携研究者 |
橋爪 大輔 独立行政法人理化学研究所, 連携支援チーム, 研究員 (00293126)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 結晶光学 / 分子機械 / 分子性固体 / 分子モーター / マイクロマシン / 結晶工学 |
研究成果の概要 |
光メカニカル結晶材料の構築について研究を行い、アゾベンゼン、サリチリデンアニリン、フリルフルギドなどの代表的なフォトクロミック結晶のメカニカル機能を明らかにした。また、サリチリデンアニリンの微小結晶の光照射後のX線結晶解析に成功し、光照射後の長軸方向の長さが伸びるために結晶は曲がるという、分子レベルでの光屈曲発現機構を解明できた。さらに、サリチリデンフェニルエチルアミンのキラル結晶とラセミ体の結晶の力学的特性を測定し、キラル結晶よりもラセミ体結晶の方が、ヤング率、応力、仕事などの機械的特性のみならず、繰り返し屈曲の耐久性もよく、光運動材料として優れていることを明らかにした。
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