研究課題/領域番号 |
22350100
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
河原 成元 長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (00242248)
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研究分担者 |
山本 祥正 東京工業高等専門学校, その他部局等, 講師 (90444190)
赤堀 敬一 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (30532329)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
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キーワード | ゴム材料 / ナノマトリックス / 天然ゴム / ポリスチレン / 力学物性 / 伸長結晶化 |
研究概要 |
ナノマトリックス構造を有するゴムが特異的に優れた力学物性を示す原因を解明するため、集束イオンビーム・走査型電子顕微鏡および透過型電子線トモグラフィー法によりナノマトリックス構造を精緻に観察した。ナノマトリックスの中に直径数~数10nmのナノ粒子が数nmの間隔で密に充填されている場合,破断応力の値は約10倍となり、貯蔵弾性率は10~100倍に増加し、損失正接は周波数に依存しなくなることを見出した。これらの物性はナノマトリックスを連続相にすることにより激減したことから、ナノマトリックスの中にナノ粒子を数nmの間隔で密に充填することが力学物性に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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