研究課題/領域番号 |
22360001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小池 洋二 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70134038)
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研究分担者 |
川股 隆行 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (00431601)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2012年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 熱伝導 / 単結晶 / 低次元量子スピン系 / 銅酸化物 / 遷移金属化合物 / マグノン / スピノン / スピンによる熱伝導 / 1次元スピン系 / スピン梯子格子系 / フラストレーション / コバルト化合物 / ニッケル化合物 / 1次元スピン系 / イジングスピン系 / ボーズ・アインシュタイン凝縮 / トリプロン / 1次元ボンド交替系 / バナジウム酸化物 |
研究概要 |
スピンによる熱輸送を利用した新しい電気的絶縁性高熱伝導材料の開発を目指して,低次元量子スピン系の高品質単結晶を作製し,その熱伝導を測定し,大きなスピンによる熱伝導のメカニズムを研究した.その結果,スピンによる熱伝導が大きくなる要素として,以下のことを新しく見出した.(1)最隣接交換相互作用が均一であること.(2)ハイゼンベルグスピンであること.(3)スピン量子数Sが大きいこと.(4)磁気励起子がボース・アインシュタイン凝縮状態であること.(5)フラストレーションよるスピン揺らぎが大きいこと.
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