研究課題/領域番号 |
22360003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
酒井 政道 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (40192588)
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研究分担者 |
本多 善太郎 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (30332563)
長谷川 繁彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50189528)
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連携研究者 |
北島 彰 大阪大学, 産業科学研究所, 特任助教 (50532248)
大島 明博 大阪大学, 産業科学研究所, 特任准教授 (80398924)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,890千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 4,590千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2010年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | ローレンツ力 / 正常ホール効果 / 異常ホール効果 / 両極性伝導体 / スピン流 / ス ピントロニクス / 希土類金属 / 水素 / スピントロニクス / 水素吸蔵体 / ホール係数 |
研究概要 |
本研究ではホール係数が近似的にゼロとみなせる両極性伝導体に外部磁場を印加することによって「電流-スピン流変換機能」が付与できるしくみを理論的に考察すると共に,スピン流発生の実証実験を磁気電気輸送測定にもとづいて実施した.研究は,(I)両極性伝導体を用いたスピン流発生機構とそれを利用した論理演算ゲートに関する理論的研究,(II)擬ゼロホール係数材料YH_2の高品質化研究,という準備段階を経て、(III)YH_2への磁性元素Gd導入によるスピン偏極キャリヤ生成,(IV)強磁性電極から微小YH_2チャネルへのスピン偏極電流注入,というスピン流生成実験へと展開させた.その結果,微小ホール素子のチャネル材料にYH_2或いはGd_xY_<1-x>H_2を使うことによって,外部磁場によって,純スピン流が生成可能であることが分かった.YH_2の場合には,ただし,電極としてCoを用いる必要がある.
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