研究課題
基盤研究(B)
基礎・応用の両面において重要な酸素分子は、不対電子に由来する電子スピンを持ち、直線分子という球でない形を持つ。我々は、六極磁子による磁場選別法により、スピン状態と回転状態の双方を良く定義できる酸素分子ビームを開発し、表面反応の分子軸方位依存性の検出に成功した。直接解離によるSi(100)表面酸化では分子軸が表面平行に近い場合にのみ反応が起こることを明らかにした。また、Al(111)表面酸化でも顕著な立体効果を検出し、長年論争が続いた反応動的過程を解明した。
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