研究課題/領域番号 |
22360123
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
伊東 栄次 信州大学, 工学部, 准教授 (50303441)
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研究分担者 |
太田 和親 信州大学, 総合工学系研究科, 教授 (70160497)
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連携研究者 |
福田 勝利 京都大学, 産学連携本部, 特定准教授 (80504331)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2010年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 電気 / 電子材料(半導体、誘電体、磁性体、超誘電体、有機物、絶縁体、超伝導体など) / 有機薄膜太陽電池 / 高起電力化 / ドナー分子 / フラーレン / 液晶半導体 / 酸化チタン / ナノシート / 分子配向 / 自己組織化単分子膜 / 高起電力 / 正孔取り出しバッファー層 |
研究概要 |
本研究では有機太陽電池の発電時の電圧ロスを無くして高起電力化するための材料やデバイス構造を検討した。バルクヘテロ接合型太陽電池の発電ロスを減らすための積層構造に、酸化チタンナノシートと酸化モリブデン等のキャリア選択層を上下に配置したナノハイブリッド構造により界面が改善され起電力や曲線因子が大幅に向上した。積層型や新規開発した液晶性フタロシアニンをp型層とした素子でもキャリア選択層の効果が得られた。内部光電子放出法や極低温での実験から低温で理論限界に近い起電力も得られ、新材料や構造制御の重要性が明らかとなった。また、液晶性フタロシアニンの分子カラムの配向制御(ホメオトロピック配向)条件も検討した。
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