配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
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研究概要 |
七里御浜井田地区海岸を対象に,ウェブカメラによって連続撮影された海岸線の画像解析を行い,その変化特性を現地海岸の波浪特性と関連づけて解析した.まず,画像から汀線を検出する方法を新たに提案し,従来の手法より信頼性の高い安定した検出が可能であることを確認した.そして,この手法により検出した汀線の変動特性から,入射波の特性に起因した汀線変化の特徴があることを明らかにした.そして,暴浪時に汀線の交代が生じることを明らかにした.一方,三次元 full nonlinear の数値解析モデルを開発し,波流れ共存場における海水の流動場の特性を明らかにした.特に淡水と海水の混合する状況が密度比によって変動することや,波向きとの関係で変化することを明らかにした.また,人工リーフの存在が波流れ共存場の流動特性に大きく影響を及ぼすこと,人工リーフ背後の水位に人工リーフの配置が影響を及ぼすことなどを明らかにした.さらに,三次元のマウンド上の漂砂特性も明らかにし,波にともなう変形特性も数値計算手法により予測できることを示した
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