研究分担者 |
菊池 輝 東北工業大学, 工学部, 准教授 (00343236)
鈴木 春菜 山口大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00582644)
山本 俊行 名古屋大学, エコトピア研究所, 教授 (80273465)
大森 宣暁 東京大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (80323442)
谷口 綾子 筑波大学, システム情報工学研究科, 講師 (80422195)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2010年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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研究概要 |
自動車や自転車といったパーソナルヴィークルが引き起こす様々な交通問題(交通渋滞,違法駐車・駐輪,土地利用最適化の阻害)の対策となる可能性を秘めているパーソナルヴィークルのシェアリング(カーシェアリング,レンタサイクル)が近年注目を浴びている.それはシェアリングがパーソナルヴィークルほどでないが公共交通よりは利用しやすく,かつ,公共交通手段ほどではないがパーソナルヴィークルよりは公共的メリットが大きいと考えられるため,その普及によって交通問題の解消が期待されるためである.本研究ではこうした背景の下,行動分析・心理学の大学研究者と実務的PV運営事業者が協働する研究グループを構成した上で,利用促進のための「心理的方略」の開発,使いやすく,かつ実務的運営が可能な「共同利用システム」のあり方,PV共同利用システムの導入戦略を検討するための「需要予測システム」の構築を行った.そして,これらの「需要予測・システム構成・心理的方略」の三者を一体的に活用する,PV共同利用システムの本格的社会実装を目途とした広義のモビリティ・マネジメント(都市交通戦略)のあり方を提案した.
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