配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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研究概要 |
寒冷地での収縮ひび割れ抑制技術の開発のために,収縮低減剤の乾燥収縮低減および凍害劣化メカニズムを解明し,凍結融解抵抗性を改善した新規収縮低減剤を開発した。また,乾燥収縮と凍結融解作用劣化に対する統合モデルを構築し,構築したモデルに従って収縮低減剤の分子構造の最適化を図り,試作した新規収縮低減剤がコンクリートの流動性,凝結,力学的特性,乾燥収縮抵抗性,中性化抵抗性,鉄筋腐食抵抗性および凍結融解抵抗性に及ぼす影響を確認し,無混和のコンクリートと同等であることを室内実験で確認した。さらに,レディーミクストコンクリート工場の実機ミキサによる製造試験および実構造物への適用も実施し,新規収縮低減剤の性能について検証を行った。
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