研究課題
基盤研究(B)
Bi系ならびにCa系の層状コバルト酸化物を対象に、電気抵抗の低減による熱電変換特性の向上に有用な(001)の優先配向を実現する方法を実験的に検討した。層状コバルト酸化物における(001)面は隣接原子が同種であることから、この面をすべり面とするすべり系の活動による変形集合組織として(001)配向が層状コバルト酸化物一般に付与できると考え高温単軸圧縮加工により検討した。比較的温度が高く、ひずみ速度が低い条件で圧縮面に平行に(001)を頻度高く配向させることができることを明らかにした。
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