研究課題/領域番号 |
22360300
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
武藤 泉 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20400278)
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研究分担者 |
原 信義 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40111257)
赤尾 昇 東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (80222503)
菅原 優 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (40599057)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | 腐食防食 / 水素侵入 / 硫化物系介在物 / 水素透過 / マイクロ電気化学セル / 高強度鋼 / 炭素鋼 |
研究概要 |
材料表面の微小領域からの水素侵入挙動を計測できるマイクロ水素透過セルを開発した。中性環境での炭素鋼への水素侵入挙動を解析した結果、水素侵入はMnS介在物を起点としていることが分かった。MnS介在物が存在する領域では、MnSの溶解により多量の水素が侵入する。これは、MnSの溶解で生成するHS-イオンが原因である。これに対し、Ti(C,N)介在物は、耐溶解性に優れ、MnSのような悪影響を示しにくいことが分かった。
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