研究課題/領域番号 |
22360344
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
田谷 正仁 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60144127)
|
研究分担者 |
尾島 由紘 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教 (20546957)
|
連携研究者 |
倉岡 功 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 准教授 (60335396)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2010年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | ヒト細胞 / 細胞寿命 / 酸化ストレス / 細胞活性 / 細胞面積 / 遺伝子発現 / 接着性ドメイン / 巨核球分化 / 細胞移動速度 / ストレス負荷 / 遺伝子発見 / 残り分裂回数 |
研究概要 |
ヒト正常細胞に関して,工学的パラメータに基づいた細胞寿命評価手法の構築とその生理的な裏付けを行った.まずヒト角化細胞は細胞寿命に近づく際に,残り分裂回数がある一定以下に到達すると,外的指標である細胞面積の増大と内的指標である抗酸化酵素の発現量の増大が相関した形で引き起こされることを明らかにした.次に,核内分裂が生じることで核と細胞質の巨大化が進行し,やがて細胞死に至るヒト細胞の巨核球分化を対象とし,酸化ストレス因子である過酸化水素を添加すると寿命の短縮と巨核球分化の促進が引き起こされ,内的指標である遺伝子発現レベルにおいて酸化ストレス応答が重要であることを明らかにした.
|