研究課題/領域番号 |
22360350
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
根来 誠司 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90156159)
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研究分担者 |
武尾 正弘 兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (40236443)
加藤 太一郎 兵庫県立大学, 大学院・工学研究科, 助教 (60423901)
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連携研究者 |
樋口 芳樹 兵庫県立大学, 大学院・生命理学研究科, 教授 (90183574)
柴田 直樹 兵庫県立大学, 大学院・生命理学研究科, 准教授 (30295753)
後藤 祐児 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (40153770)
池上 貴久 大阪大学, 蛋白質研究所, 准教授 (20283939)
重田 育照 筑波大学, 数理物質科学研究科, 教授 (80376483)
神谷 克政 神奈川工科大学, 准教授 (60436243)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
19,370千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 4,470千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2010年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | ナイロン / 結晶構造解析 / 耐熱性 / 生分解 / 加水分解 / 耐熱化 / 加水分解酵素 / X線結晶構造解析 / 6-アミノカプロン酸 / 6-アミノカプロン酸 / X線結晶構造解析 / 耐熱性酵素 / リサイクル技術 / ガスクラスター2次イオン質量分析 / ナイロンオリゴマー / 6-Aminohexanoate oligomer / Arthrobacter / ω-ラウロラクタム / ε-カプロラクタム / ナイロンオリゴマー分解酵素 / アミド合成 |
研究概要 |
ナイロン分解酵素NylCはAsn266-Thr267間で分断され、活性型酵素へ変換される。自己分断部位への変異導入で、前駆体として得られる変異体を構築した。その立体構造解析から自己分断の分子機構モデルを提案した。また、同酵素はテトラマー構造をとるが、耐熱性に影響を与える変異の大半が、各モノマー分子の接触界面に位置する。特に122位の置換は耐熱性に大きく影響するため、同部位に着目した変異体を構築した。構造解析の結果、熱安定性の高い変異体では、隣接モノマーとの距離が近接しており、より強い分子間相互作用が働いていることが分かった。さらに、親型酵素から耐熱性が36℃上昇した変異酵素の取得にも成功した。
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