研究課題/領域番号 |
22360361
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
木村 誠宏 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 超伝導低温工学センター, 准教授 (10249899)
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研究分担者 |
間宮 幹人 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノテクノロジー・材料・製造分野研究企画室, 主幹 (10358062)
高田 卓 核融合科学研究所, ヘリカル研究部装置工学・応用物理研究系, 助教 (30578109)
野澤 正和 秋田工業高等専門学校, 機械工学科, 講師 (60447183)
岡村 崇弘 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (90415042)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 超流動ヘリウム / 微小重力 / 伝熱促進効果 / 臨界熱流束 / 可視化技術 / 膜沸騰 / He II / 対流熱伝達 / 自由落下 / 単気泡 / 沸騰熱伝導 / 気泡の生成・消滅 / 蒸気膜厚さ / 界面熱抵抗 / 液相と気送間の熱抵抗 |
研究概要 |
超流動ヘリウム(He II)は、それ自身が超流動性や超熱伝導性などの特異性を持つだけではなく、沸騰においても非常に特異な特性を持っている。これまでHe II中の膜沸騰について多くの研究が行われたが、その特異性についてすべて理解されたとは云えない。むしろ、極低温中の可視化技術の発達や使用センサーの高感度化により、新しい現象が発見されているのが現状である。本研究は、微小重力落下棟を用いた沸騰可視化実験により重力効果によって隠されたHe II中の沸騰の物理現象を明らかにすることを目的とした。実験からHe II中の沸騰では液相への熱拡散の寄与が大きいことを示した。
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