研究課題/領域番号 |
22360374
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 独立行政法人海上技術安全研究所 |
研究代表者 |
伊飼 通明 独立行政法人海上技術安全研究所, 大阪支所 材料・艤装研究グループ, 専門研究員 (20373425)
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研究分担者 |
元田 慎一 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 教授 (10190969)
小島 隆志 (独法)海上技術安全研究所環境, 動力系環境影響評価研究グループ, 主任研究員 (70392694)
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連携研究者 |
廖 金孫 栗本鐵工所, 技術開発本部材料技術開発部, 担当部長
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2012年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | オゾン / 鋼材 / 金属腐食 / 防錆 / プレート式熱交換器 / 海水 / 防食効果 / TRO / 熱交換器 / 皮膜 / 腐食防食 / 伝熱機器 / 酸化皮膜 |
研究概要 |
本研究は鋼材製プレート式熱交換器の開発を目的に行ったものである。海水中にオゾンを含有させると鋼材が腐食しない効果を発見したことから、この防食効果の用途として船用熱交換器が考えられる。船用熱交換器は、海水に対する防食のためにチタン材が採用されている。チタンは非常に高価であり、プレートに鋼材が使用できれば廉価に熱交換器を提供できることから熱交換器の普及が図れ、今まで捨てていた排熱利用を促し地球温暖化の防止にも役に立つ。本研究では、この効果を具体化するために、海水循環と非循環によるオゾンの防食効果の関係、オゾン濃度と防食効果の関係、海水流量と防食効果の関係、海水温度と防食効果の関係、オゾンとTROを比較した防食効果の関係を各実験を行って調べた。そして、最終的に鋼材製プレートを作製し、熱交換器を用いて防食効果の実験を行った。
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