研究課題/領域番号 |
22370032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小島 茂明 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (20242175)
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研究分担者 |
大竹 二雄 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (20160525)
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連携研究者 |
篠原 現人 独立行政法人国立科学博物館, 動物研究部, 研究主幹 (10280520)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 日本海 / 深海性底魚類 / 耳石 / 遺伝的分化 / 系統地理学 / 深海 / 底魚 / 微量元素 / 最終氷期 / 稚魚生態 |
研究概要 |
日本海に優占する深海底魚類7種および2種群の遺伝的集団構造をミトコンドリアDNAの塩基配列に基づき解析したところ、1)遺伝的多様性が低く、日本海内外に分化が見られない種、2)遺伝的多様性はそれほど高くないが、日本海内外に有意な分化が見られる種、3)種内に大きな遺伝的分化が見られるが、日本海内外に遺伝的差異が見られない種、4)大きく遺伝的分化した個体群が日本海内外にそれぞれ分布する種、5)日本海固有種に分類できる事が示された。個体の成長に伴う耳石のSr/Ca値の変化から、そうした構造の形成に、最終氷期に伴う日本海集団の隔離と個体発生的鉛直移動の有無が重要であった事が示唆された。
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