研究課題/領域番号 |
22370088
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
篠田 謙一 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, グループ長 (30131923)
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研究分担者 |
安達 登 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (60282125)
百々 幸雄 東北大学, 医学研究科, 客員教授 (50000146)
梅津 和夫 山形大学, 医学部, 准教授 (10091828)
近藤 修 東京大学, 理学研究科, 准教授 (40244347)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | アイヌ / DNA分析 / 形質人類学 / 系統 / 成立史 / 近世アイヌ / ミトコンドリアDNA / 系統分析 / 形態小変異 / 古代DNA分析 |
研究概要 |
近世アイヌ人骨122体を対象としてDNAを抽出し、ミトコンドリアDNAの解析を行った。最終的に100体からDNA情報を取得し、アイヌ集団の成立の歴史の解明を試みた。解析の結果は、北海道のアイヌ集団は在来の縄文人の集団にオホーツク文化人を経由したシベリア集団の遺伝子が流入して構成されたというシナリオを支持した。また同時に行った頭蓋形態小変異の研究でも、アイヌは北海道の祖先集団に由来するものの、オホーツク人との間の遺伝的な交流を持っていた可能性が示された。
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