配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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研究概要 |
本研究の目的は,乳牛糞尿資源の安全性確保のために,メタン発酵の機能強化により,薬剤耐性菌を含む乳牛糞尿資源の新規管理手法を確立することである。特に動物抗菌剤が投与された乳牛の糞尿を想定し,1.メタン発酵による抗生物質耐性菌の制御, 2.メタン発酵消化液の後処理として電解酸化法による薬剤耐性菌の不活化について,重点的に検討を行った。メタン発酵は特定の抗生物質耐性菌の菌数を減少させる効果があることを明らかにした。また,メタン発酵消化液に対し電解酸化法を適用した結果,一部の抗生物質耐性菌については不活化効果が低く,リスクの高い抗生物質耐性菌が存在することが判明した。
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