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標的オミクス融合による新しい薬物トランスポーター解析戦略の構築

研究課題

研究課題/領域番号 22390026
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医療系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

大槻 純男  東北大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (60323036)

研究期間 (年度) 2010
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
2011年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2010年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
キーワードトランスポーター / プロテオミクス / メタボロミクス / 脳毛細血管 / 肝臓 / 輸送
研究概要

機能未知なトランスポーターであるオーファントランスポーター、特に、オーファン薬物トランスポーターのin vivoにおける機能を明らかにすることは、薬物相互作用などの薬物動態やドラッグデリバリーにおける新たな知見と戦略を与えるため重要である。本研究は、標的プロテオミクスと標的メタボロミクスの融合によりオーファン薬物トランスポーターの機能同定の新規戦略を構築することを目的とする。平成22年度は、独自の定量的プロテオミクス技術を応用し薬物に関連するトランスポーター、及びそれらと同じファミリーに属するトランスポーターに対する同定システムをin silicoで構築し、ヒト脳毛細血管内皮細胞、肝臓を対象に解析した結果、これら組織に有意な発現量で発現する複数の機能未知であるオーファントランスポーターを同定した。同定したオーファントランスポーターの遺伝子をクローニングし発現細胞を作成し、細胞膜における発現量を明らかにした。また、質量分析による標的メタボロミクスの手法を用いて非標識化合物を用いた発現細胞への取り込みによる基質スクリーニングを行った。さらに網羅的メタボロミクスの解析法を用いてオーファントランスポーター発現細胞と陽発現細胞のメタボロームの比較を行い、複数の基質候補化合物を同定した。今後、これらの候補化合物を中心に詳細に輸送解析を行うことによってオーファントランスポーターの機能が明らかになると考えられる。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 次世代のファーマコプロテオミクスと中枢神経作用薬の開発2010

    • 著者名/発表者名
      大槻純男
    • 学会等名
      第20回日本臨床精神神経薬理学会・第40回日本神経精神薬理学会年会合同年会
    • 発表場所
      仙台
    • 年月日
      2010-09-17
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~soutatsu/dds/

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

URL: 

公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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