研究課題/領域番号 |
22390028
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
大森 栄 信州大学, 医学部附属病院, 教授 (70169069)
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研究分担者 |
松永 民秀 名古屋市立大学, 薬学研究科, 教授 (40209581)
中村 克徳 名古屋市立大学, 薬学研究科, 准教授 (20361363)
山折 大 信州大学, 医学部附属病院, 准教授 (40360218)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 薬物動態 / 代謝学 / ヒト人工多能性幹細胞 / iPS細胞 / 肝細胞 / 腸管上皮細胞 / 低分子化合物 / 分化誘導 / 胆管上皮細胞 / ヒトES細胞 |
研究概要 |
ヒト肝細胞は創薬研究において薬物動態学的試験に有用である。しかし、ヒト初代肝細胞はロット差が極めて大きいことが問題である。また、小腸は肝臓と同様薬物動態において重要な臓器であるが、ヒト腸管上皮細胞は入手が極めて困難である。そのため、Caco-2細胞やMDCK細胞などのがん細胞であり、小腸以外の細胞が用いられている。本研究において、ヒトiPS細胞から薬物代謝酵素活性を有する肝細胞様細胞及び腸管上皮細胞様細胞を得ることができた。また、目的とする細胞は低分子化合物を添加することで効率良く得られた。以上の結果より、低分子化合物を用いて分化誘導されたヒトiPS細胞由来肝細胞及び腸管上皮細胞は薬物動態試験に有用であることが示唆された。
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