研究課題
基盤研究(B)
胚性肝の組織は肝芽細胞と間充織細胞群との相互作用によって自律的に形成されるがその理解は再生医学に利用するには不十分である。マウス胚肝臓ではTGF-betaが肝芽細胞と肝中皮層で発現するが各々の細胞系譜における役割は未だ解析されていない。今回、我々はヒトALK5のドミナントネガティブ型 (dnALK5)を各々の細胞系譜で条件的に発現させTGF-beta経路の機能解析を行った。dnALK5の肝芽細胞における強制発現は肝上皮の形成不全を誘起した。肝中皮細胞系譜では、肝中皮層とその派生細胞群の形成不全を誘起した。本結果は TGF-beta経路が肝芽細胞索と肝中皮細胞系譜の発生に関与することを示す。
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Pediatric Surgery International
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