研究課題/領域番号 |
22390050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
乾 誠 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70223237)
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研究分担者 |
本田 健 山口大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30457311)
倉増 敦朗 山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (90302091)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2012年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2011年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2010年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | ホスホランバン / アプタマー / 心筋小胞体 / 心不全治療薬 / カルシウム輸送 / 強心薬 |
研究概要 |
本研究では、心筋小胞体Ca2+輸送調節蛋白質であるホスホランバンに結合するアプタマーを利用した新たな心不全治療薬の開発を試みた。その結果、ナノモル・レベルで心筋小胞体Ca2+輸送を促進するRNAアプタマーを得た。これに細胞膜透過性ペプチドを結合したアプタマーは、単離心筋細胞で収縮力増強及び弛緩促進作用を示し、in vivoでも心機能の改善効果を示した。以上の結果から、このアプタマーが、心筋弛緩を促進することにより強心効果を発揮する新たな心不全治療薬となり得ることが示された。
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