研究課題/領域番号 |
22390185
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
代謝学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
稲垣 暢也 京都大学, 医学(系)研究科, 教授 (30241954)
|
研究分担者 |
豊田 健太郎 京都大学, 医学(系)研究科, 講師 (00447971)
松田 哲也 京都大学, 情報学研究科, 教授 (00209561)
富樫 かおり 京都大学, 医学(系)研究科, 教授 (90135484)
木村 寛之 京都大学, 薬学研究科, 助教 (50437240)
上田 真史 京都大学, 医学(系)研究科, 助教 (40381967)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2012年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2010年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
|
キーワード | エネルギー / 糖質代謝異常 / イメージング / 糖尿病 / 可視化 / 糖代謝異常 |
研究概要 |
2 型糖尿病の病態を膵β細胞量の観点から解析するため、非侵襲的に核磁気共鳴画像(MRI)を用いて画像化できるかどうか検討した。初めに、マウスより摘出した膵臓断片を種々の解析条件で MRI 撮像したが膵島は描出できなかった。Gd 造影剤などを用いて同様に検討したが同様の結果であった。そこで、β細胞に発現するグルカゴン様ペプチド 1 (glucagon-like peptide-1)受容体(以下 GLP-1R)のリガンドである exendin(9-39)にフッ素(F)を付加したプローブを単離した膵島に暴露して MRI 解析を行った。しかし、前検討で認められたシグナルが全く認められず、膵β細胞腫瘍株の INS-1 細胞を用いて同様の実験を行っても結果は同様であった。シグナルが得られない原因探索のため、このプローブのGLP-1R 親和性を結合実験で評価した結果、親和性が著明に低下していることが判明した。そこで、新たに exendin-4 に F を付加したプローブを合成した。このプローブの GLP-1R 親和性は exendin-4 と同様に維持されていた。研究期間は終了したが、今後このプローブを用いて MRI 解析を行う予定である。
|