研究課題/領域番号 |
22390238
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 独立行政法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
三森 文行 独立行政法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 客員研究員 (90125229)
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研究分担者 |
渡邉 英宏 独立行政法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (60370269)
宮嶋 裕明 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90221613)
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連携研究者 |
瀬山 春彦 独立行政法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 室長 (40142096)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2010年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 高磁場MRI / 横緩和速度 / ヒト脳 / 生体鉄 / 神経変性疾患 / MRI / 磁性 |
研究概要 |
これまでに明らかにした、ヒト脳組織水の見かけの横緩和速度(R2 †) が局所鉄濃度([Fe])と高分子量分画(fM)の線形結合(R2 † = α[Fe] + βfM + γ, α, β, γは定数)により 記述できることを利用して、測定したR2 †より脳の鉄分布画像を得る方法を開発した。この鉄 画像法により、神経変性疾患、無セルロプラスミン血症患者では脳の全域において、健常被験 者脳のおよそ4倍の鉄蓄積が見られることを明らかにした。また、前記の線形結合式が1.5T から7T の広い測定磁場で成立することを実証し、α, β, γの磁場依存性からヒト脳の緩和機構を 明らかにした。
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