研究課題/領域番号 |
22390286
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹下 克志 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (30262009)
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研究分担者 |
緒方 直史 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (10361495)
中村 耕三 国立障害者リハビリテーションセンター, 自立支援局, 局長 (60126133)
三浦 俊樹 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20376479)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2010年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 軟骨代謝 / G 蛋白 / 細胞・組織 / G蛋白 / 骨軟骨代謝 |
研究概要 |
副甲状腺ホルモン関連ペプチド(PTHrP)の主要なシグナル伝達分子であるG蛋白シグナルネットワークの軟骨分化・再生に対する調節機構を、GαsおよびGαq蛋白の軟骨特異的遺伝子改変マウスを解析することによりinvivoとinvitroの両面から多角的に検証することを目的として研究を行った。Gαs、Gαq蛋白の軟骨組織特異的なコンディショナルKOマウスはCre/loxPシステムを用いて作成したが、軟骨分化に至る前に胎生致死となってしまい、軟骨組織の解析が出来なかった。一方、PTHrP受容体のC末側細胞内ドメインに結合する蛋白質を網羅的に探索したところ、新たな結合蛋白としてβカテニンを同定した。PTHrPとβカテニンとの結合によりGαs/cAMPシグナルが抑制され、Gαq/Ca2+を促進しそのシグナルが調節される事が明らかとなり、軟骨分化に重要なコラーゲンタイプ10遺伝子の発現調節をしていることが明らかとなった。
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