研究課題/領域番号 |
22390311
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉川 史隆 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40224985)
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研究分担者 |
柴田 清住 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (90335026)
梶山 広明 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00345886)
中面 哲也 国立がんセンター, 東病院臨床開発センター, 室長 (30343354)
那波 明宏 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (90242859)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2012年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2011年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2010年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / 免疫療法 / CD133 / Glypican-3 / 卵巣癌 / 卵巣がん幹細胞 / 腹膜播種 / 卵巣明細胞腺癌 / ペプチドワクチン / 臨床試験 / glypican3 |
研究概要 |
卵巣がん細胞株OVCAR3、NOY1でCD133陽性と陰性細胞に分離し、ヌードマウスにおける腫瘍形成能を比較し、CD133陽性細胞で有意に腫瘍形成能の亢進を認め、癌幹細胞としの妥当性を証明した。マイクロアレイ解析を行いCD133 陽性細胞で発現増強遺伝子群を同定し、新たな免疫療法のターゲット抗原の探索を行った。免疫療法の実践とし、腫瘍抗原Glypican-3(GPC3)およびHLA-classIの免疫組織染色を行った。82例の卵巣癌組織での結果、明細胞腺癌のみで陽性を示し、HLA-classIは全82例中72例で陽性であり、GPC3をターゲットとした、卵巣明細胞腺癌の免疫療法の妥当性を証明した。我々はGPC3をターゲットとした、卵巣明細胞腺癌の免疫療法の臨床試験をスタートさせ、臨床効果が得られた症例を2例経験した。
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