研究課題/領域番号 |
22390328
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
上松瀬 新 広島大学, 病院, 病院助教 (90569881)
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研究分担者 |
檜山 英三 広島大学, 自然科学研究支援開発センター, 教授 (00218744)
亀井 尚美 広島大学, 病院, 医科診療医 (20569727)
外丸 祐介 広島大学, 自然科学研究支援開発センター, 教授 (90309352)
小倉 薫 広島大学, 病院, 講師 (10346653)
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連携研究者 |
田尻 達郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80304806)
菱木 知郎 千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00375776)
渡邉 健一郎 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20324634)
大植 孝治 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50314315)
近藤 知史 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50234935)
井田 孔明 帝京大学, 医学部, 教授 (60313128)
中川原 章 千葉県がんセンター(研究所), 研究局, 局長 (50117181)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2010年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 小児腫瘍学 / 癌 / トランスレーショナルリサーチ / 薬剤反応性 / マイクロアレイ / 臨床 / 発現制御 |
研究概要 |
小児肝がんは、化学療法の導入によって予後が改善したが、遠隔転移を来す高リスク群や根治的肝切除術が困難な中間リスク群の予後は必ずしも良好ではない。そこで、予後不良群と予後良好群から得られた100あまりの腫瘍のゲノム異常と遺伝子発現解析を行い、分子標的を抽出した。抽出された分子標的は、血管増殖因子、テロメラーゼ遺伝子(TERT)および Wnt シグナル関連遺伝子であった。これらを用いて、肝芽腫患者を3群に層別すると臨床経過とほぼ一致した。これらの遺伝子に対する阻害剤と siRNA を用いて、肝芽腫細胞株によるセルテスティングと、免疫不全マウスへの移植片への効果をみるアニマルテスティングを行った。その結果、これらは有効であり、悪性度の高い肝芽腫への分子標的治療としての可能性が示唆された。
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