研究課題/領域番号 |
22390339
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
遠藤 重厚 岩手医科大学, 医学部救急医学講座, 教授 (30160394)
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連携研究者 |
鈴木 泰 岩手医科大学, 医学部救急医学, 講師 (90306019)
小鹿 雅博 岩手医科大学, 医学部救急医学, 助教 (40347878)
吉川 智弘 岩手医科大学, 医学部救急医学, 助教 (90468314)
高橋 学 岩手医科大学, 医学部救急医学, 助教 (60453304)
柴田 繁啓 岩手医科大学, 医学部救急医学, 助教 (10326671)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2010年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 集中治療医学 / 敗血症 / エンドトキシン / 白血球 / 血漿 / 高感度 / 感染症 / 高感度測定法 |
研究概要 |
血漿エンドトキシン測定法として保険適用されている比濁時間分析法では、被験者から遠心分離によって得る血漿として我々は多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma以下PRP)を用いてエンドトキシンを測定している。しかし、この方法の診断法としての感度、特異度は58.6 %、97.0%と、感度が良いとは言い難い。敗血症において、血漿以外にも、白血球表面には白血球が認識して結合した細菌の菌体成分としてのエンドトキシンや、白血球細胞膜表面のCD14Recepter、Toll Like Recepter4などに結合した細菌から遊離したエンドトキシンが存在し、さらに細胞内に取り込まれているエンドトキシンも存在していると考えられる。ヒドロキシエチルデンプン(以下HES)の赤血球除去剤としての特性を活かし、多白血球血漿(Leukocyte-Rich Plasma以下LRP)を作成し、新規のエンドトキシン測定用試料の作成法を考案し、検証した。さらに従来のPRPを用いる方法と比濁時間分析法を用いて比較検討した。その結果、敗血症患者でのLRPにおけるエンドトキシン値は、従来のPRPにおけるエンドトキシン値より有意に高く、また感度においても有意に高かった。今後の敗血症における診断率の向上に寄与すると考えられた。
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