研究課題/領域番号 |
22401006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
吉野 和子 (吉野 和子(漆原和子)) 法政大学, 文学部, 教授 (00101329)
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連携研究者 |
森 和紀 日本大学, 文理学部, 教授 (60024494)
白坂 蕃 帝京大学, 経済学部, 教授 (40014790)
清水 善和 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (50178993)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2012年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2011年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2010年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | ヒツジの移牧 / 社会体制の変革 / 植生の変化 / ルーマニア / 東欧南部 / 自然環境の変化 / スロベニア / ブルガリア / 国際研究者交流 / 移牧 / 土壌侵食 / 環境変化 |
研究概要 |
東欧南部のヒツジの移牧の変化について、2003以来の研究成果も踏まえて2010年から2012年度まで追った。ルーマニアでは、1989年の社会主義崩壊後、土地荒廃が著しかったが、自由市場経済に移行後は、ヒツジの頭数が減少し、土地荒廃は2005年を境に緩和された。2007年のEU加盟後、冬の宿泊地へは、トラック、貨車の移動となった。夏の宿営地である山頂部へのヒツジの移牧頭数は激減した。山頂部では草地への樹木の侵入が著しくなり、今後は草地の維持管理が問われるということが、3年間の研究期間の中で明らかになった。
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